新章激闘編第二十七話 迎撃

 

魔導戦艦の内部に突入するために、迎撃態勢に入ったメルファはものすごいスピードで魔導戦艦に向かって行くのであった・・・。

メルファに居る全員が、窓からに大きな物体を捉えた!
「目の前に大きな物体が見えたぞ!あれが魔導戦艦だ!近くに着たら砲台で迎えうつんだ!
レイオスの言葉で、仲間たちが一斉に魔導戦艦を打ち破るべく、準備に取り掛かった。
「ダメ!もっと近くに行かなきゃ攻撃できないわ!リーダー、もっと魔導戦艦の近くへ!!
リュミーネがそう言うと、メルファをコントロールするファルスは、メルファをスピードアップさせ、魔導戦艦の近くに詰め寄る。
メルファと魔導戦艦との距離は、だんだん近づいてきた・・・。

そのころ、魔導戦艦の内部に居る仮面の魔導士とその一味は、だんだんと近づいてくるメルファに攻撃を仕掛けるべく、迎撃態勢に入ろうとしていた・・・。
「お前ら!魔導千巻のプロトタイプが迫ってくるぞ!!
仮面の魔導士が大きな声でそう言うと、ほかの魔導士が答えた。
「やっと攻撃の許可が下りたわね・・。これからあの敵の戦艦をぶっ潰すわよ!
「攻撃するぜ。あの戦艦、ぶっ潰す!グヒヒヒヒッ!!
二人の魔導士がそう言うと、二人は戦艦のコントロールルームへと急いだ・・。

すべてを仕切る仮面の魔導士が、二人の魔導士にコントロールルームの説明を始めた・・。
「さて、お前らにして欲しいことを教える!お前らには、この迎撃砲台を使って、あの戦艦を撃ちおとせ!まぁやり方はいたって簡単だ。砲台の横にある砲弾を筒の中にいれるだけだ。そうすれば砲弾は自動的に魔力のエネルギーと化し、砲台から射出される仕組みだ。お前らには5種類の砲弾を扱うのだが、砲弾の種類を教える。砲弾の種類は、炎弾、雷弾、氷結弾、闇黒弾、光弾の5種類だ。どれも数に限りがあるので、無駄撃ちはするな。必ず命中させろ!わかったなお前ら!!
仮面の魔導士がそう言うと、二人の魔導士が答えた
「いまいちこの理由がわからないけど・・、一応やってみましょう・・。」
「グヒヒ・・・。この大きな弾、食べられるんじゃないかな・・・グヒヒヒヒ・・。」
男の魔導士がそう言うと、仮面の魔導士が呆気にとられた言葉でこう言った。
「あのなぁ・・・。それは食べ物じゃない・・。それはあの戦艦を撃ち落すための武器となる砲弾だ・・。」
その言葉に、男の魔導士が答えた。
「わかりました・・。ならその筒にこれを入れればよいんだな・・。グヒヒヒヒ・・。」
男の魔導士がそう言うと、筒の中に砲弾を入れ始めた・・。
「お、お前!!俺の命令なしに砲弾をつかうなぁっ!!!
仮面の魔導士がそう言ったものの、すでに男の魔導士は筒の中に砲弾を入れた後であった・・。

カチリ・・。
砲弾が入れられ、砲台から魔力の波動が発射された・・・。

ドカンッ!!
砲台から放たれたエネルギーが、メルファに襲い掛かってきた!
「魔導戦艦から砲弾が放たれた!!おそらく奴はメルファを撃ち落そうとしているようだ・・。こちらも迎撃態勢に入りましょう・・。」
ブレアがそう言うと、コントロールルームに居るボルガが答えた。
「うおっしゃー!!あの戦艦を攻撃するぜ!魔導レーザー発射でい!!
ボルガがそう言うと、攻撃スイッチを押した。
するとメルファのレーザー砲が開き、強力な魔導レーザーが放たれた!しかし、魔導戦艦にはギリギリのところで避け、当たらなかった
「よけられたか・・。だが、次の攻撃であの魔導戦艦にダメージを与えるぜ!!
ボルガがそう言うと、ファルスが答えた
「ちょっと待て・・。今あの戦艦を撃ち落せば、奴が逃げてしまう・・。俺たちはあの戦艦にと突入するためにあの魔導戦艦を追っているんだ・・。わかってくれボルガ・・。それと、魔導レーザーはできるだけ使わないようにしろ。あれは莫大なエネルギーを消費するからだ・・。」
ファルスの言葉にボルガが答えた
「わかったぜ・・。魔導戦艦が攻撃を仕掛けてきたときのみ迎撃するぜ。」
ファルスに諭され、ボルガは落ち着きを取り戻した・・・。

魔導戦艦では、仮面の魔導士は驚いていた・・。
「あの戦艦!!俺たちが乗っているものよりも性能がよすぎる!!あの戦艦はつぶすべき存在だ!!お前ら!迎撃準備を始めろ!砲台を使え!!
仮面の魔導士がそう言うと、二人の魔導士がレイオスたちの乗ったメルファを迎撃すべく、砲台に砲弾を入れ、準備を済ませていた・・。
「あの戦艦、必ずつぶすわよ!!
「この弾、実にうまい・・。毎日食べたい!!
男の魔導士は、砲弾の弾を食べていた・・。
それを見た仮面の魔導士は、急いで止めに入った。
「お前!!それは食べ物じゃないといっているだろうが!!
仮面の魔導士が男の魔導士の持っている砲弾を取り上げようとした。
しかし男の魔導士は満足したのか、大きくあくびを始めた・・。
「ふわーーーーー!!
ボオオオッ!!
男の魔導士があくびをした途端、男の魔導士の口から炎が吐き出された・・。
口から吐き出された炎は、仮面の魔導士を焦がす・・。
「ぐわあっ!!お前、炎弾を口にしたな!あれほど食うなといっておいたのに・・。」
仮面の魔導士が呆気にとられた言葉でそう言うと、男の魔導士が答えた。
「すまん・・。おなかが減ったんでついつい口にしてしまったんだ・・。」
その言葉に女の魔導士が答えた
「あんたは腹が減ったら何でも食うんだから・・。広間でちょっと待ってて、私が何か食べ物作ってあげるわ・・。まったく、砲弾なんか食っちゃダメよ・・。仮面の魔導士様・・、用があるのでしばらくたったら戻ってきます・・。」
女の魔導士がそう言うと、男の魔導士が喜びながら答えた
「うおっほーーっ!!ありがとーーーーー!
男の魔導士がうれしそうに、魔導戦艦の広間へと向かった・・。
「お・・おいお前ら!!迎撃はどうした迎撃はぁ!!もういい!俺一人でやる!!
仮面の魔導士は呆れ顔でこう言うと、一人でメルファに攻撃を仕掛けるのであった・・。

一方メルファは、魔導戦艦に近づいていた・・。
「あと一息よ!このまま追跡するわよ・・。」
リュミーネがそう言うと、ファルスが答えた
「わかったぜ。もう少し近づいてからボルガに攻撃命令をする。もうすぐ突入できそうだ・・。」
ファルスがそう言うと、魔導戦艦の後を追っていた・・。
そしてついにメルファは魔導戦艦のすぐそばまで近づいた。
「今だボルガ!攻撃をお願い!波動砲で突破口を開け!
ファルスがそう言うと、ボルガは波動砲のスイッチを押した!
「エレメンタルエナジー充填!魔力圧縮完了!波動砲、発射まで、5,4,3,2,1!発射!!
ボルガがそう言った瞬間、メルファの巨大な砲台から波動砲が発射された!!

ドドドドドドドドドドドドドド・・・・!!
波動砲が、魔導戦艦の装甲に大きなダメージを与える・・。
「穴が開いたぞ!これで突入できそうだ!
レイオスがそう言うと、全員はメルファの外に出るのであった・・。

魔導戦艦に大きなゆれを感じたことを察知した仮面の魔導士がふと振り返ると、大きな黒煙が立ち上っていた・・。
「あいつらめ・・!!波動砲を放ちやがったか!くそっ・・!あの馬鹿が波動砲のボタンを押さなければ、こんなことにはならなかったんだ!ちくしょう・・!!
コントロールルームの中で、一人仮面の魔導士が悔しがっていた・・。

ついに突入のときが来た!!
果たしてレイオスたちは魔導究極戦を阻止できるか!?

 

 

 

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