新章激闘編第六話 激闘バトルメイズ!!頂上を目指せ!@
リュミーネがラックシンボルを手に入れたことで、レイオスチームは一つシンボルを手に入れた。
一方その頃、ブレアはバトルメイズに挑戦していた・・。
「バトルメイズはここか・・。いざ挑戦とするか。」
ブレアがバトルメイズの会場に入って行った。
そこには遺跡のような感じの内部構造で、カウンターもなく、ただ階段の前に関係者が立っているだけのシンプルな会場であった。
ブレアは階段の前にいる関係者に話しかけた。
「あの・・、バトルゲームに参加したいのですが・・。」
その言葉に関係者はこう答えた
「ここがバトルゲームの会場でございます。ここは挑戦者の勇気を試す場所・・、バトルメイズでございます・・。このバトルゲームは、血沸き肉踊るバトルアドベンチャーでございます。このゲームは、ピラミッドの中に入り頂上を目指すゲームです。ピラミッドの中は10フロアで構成されており、腕に覚えがある挑戦者と、野生の魔物がまっています。階段をあがると、降りることはできません。もし降りたりしたら大変なことが待っています・・。また、このゲームに挑戦する前に渡すバトルバッグという物がありますが、その中身はランダムですのでご了承ください・・。それでは、バトルゲームに挑戦なさいますか?」
関係者の言葉にブレアが答えた
「大丈夫です。僕は勇気があるので、このくらいは・・。」
ブレアの言葉に関係者がそう言った
「わかりました・・。それでは階段の前までお連れいたします。」
ブレアは関係者に連れられ、ピラミッドの階段の前まで来た
「それでは、旅立つ君にこれを・・。」
関係者はブレアにバトルバッグを手渡した。
「ありがとう。ではこれから行って来ます。」
そう言うとブレアは階段を駆け上がっていった・・。
階段を上がった時点で、バトルゲームは始まっていたのである!
現在1フロア
「さて、戦いに役立ちそうなものはあるかな〜。」
階段を上がり終えると、ブレアはまずバトルバッグの中身を確認し始めた・・。
ごそごそ・・
〜バトルバッグの中身〜
腐ったパン×1
回復の薬×1
呪われた復活草×1
プラスパワー×2
なんでもなおし×1
「ちぇっ・・、回復アイテムがあまり無いや・・。」
ブレアはがっかりしながら階段を探し始めた・・。
どんッ!!
「うわぁっ!!」
ブレアは何者かにぶつかってしまった!
その正体は腕の立つ挑戦者だった・・。
「俺とお前が出会った以上、やることは一つ、勝負だ!ランダムメイズで青い髪の女にやられたが、今度は負けないぞ!」
腕の立つ挑戦者がそう言うと、ブレアがこう答えた
「青い髪の女って・・・。リュミーネのことじゃないか!?ランダムチューブで戦ったのかい!?」
ブレアの言葉に挑戦者が答えた
「そうだ、そいつのことだ!でも、問答無用でばっちこーい!!」
挑戦者のフォーが、勝負を仕掛けてきた!
「今度こそ勝ってやるんだ!」
フォーがブレアに殴りかかったその時、フォーの服が燃えた!
「うわっちい!!何が起こったんだ!」
フォーの言葉にブレアが答えた
「フレイムボディだ・・。この術は僕に触れたものに炎のダメージを与える。僕は普通の人より体温が2度高いんだ・・。そのため炎の術の魔力が強くなるんだ・・。」
ブレアがこう言った瞬間、フォーがアイテムを一つ置いて逃げ出した!
「おっ!アイテムじゃないか・・。一応拾っておこう・・。」
ブレアは聖なる灰を拾った。
しかしこれ以上物を持てない。
「こまったなぁ・・。このバッグ容量が少ないから物が入りきらないよ・・。そうだ、呪われた復活草と交換すればいいんだ。」
ブレアは呪われた復活草を捨て、聖なる灰を手に入れ、自分のポケットの中に入れた。
〜バトルバッグの中身〜
腐ったパン×1
回復の薬×1
プラスパワー×2
なんでもなおし×1
E聖なる灰×1
「あっ、階段があった!」
ブレアは次の階層へ進む階段を見つけ、次のフロアに向かった・・。
現在2フロア
「おっ、近くに大きなパン発見!早速回収に行こう!」
ブレアが大きなパンを手に入れるべく走り出したその時、目の前に魔物が現れた!
「これは俺のパンだ・・。誰にも渡さんぞ!!」
巨大なギガホーンが、ブレアに襲い掛かってきた!
「しまった!こいつはブルホーンの上位種のギガホーンだ!しかたない・・。ここでプラスパワーを一つ使おう・・。」
ブレアは持っていたプラスパワーを使い、攻撃力を高めた!
「ブルオオオオオオッ!!」
ギガホーンがブレアにめがけて突進してきたが、ブレアの軽い身のこなしによってかわした。
「大きい魔物は・・、足が弱点だ!!」
ブレアはギガホーンに足払いをかけた!
「ブルオオッツ!?」
ブレアの足払いを受け、ギガホーンの体が地面に倒れた!
「やった!これで大きなパンはいただきだ!腐ったパンはゴミ箱だ。」
ブレアは腐ったパンを捨て、大きなパンを拾った。
「階段があった。起き上がらないうちに早くあがろう・・。」
ブレアは足早に次のフロアへと上がっていった・・。
〜バトルバッグの中身〜
大きなパン×1
回復の薬×1
E聖なる灰×1
プラスパワー×1
なんでもなおし×1
現在3フロア
3フロアに上がった瞬間、挑戦者がいきなり駆けて来た
「ちょっとどいてくれ!魔物に追われているんだ!」
「うわあっ!!」
ブレアが後ろに下がると、挑戦者と魔物は一気に階段を下りて行った瞬間、事件は起きた・・。
「階段を下りた者に災いあれ!!」
その言葉と共に階段が落とし穴に変わり、挑戦者と魔物は真っ逆さまに落ちていった・・。
「大変なことってそのことか・・。」
ブレアは階段を探し始めた・・。
階段の配置が良かったのか、自分の右側にあった。
「ラッキー!このまま一気に駆け上がっていくぜ!」
ブレアは階段を上っていった・・。
現在4フロア
「そろそろ腹が減ってきた・・。ここで大きなパンを食べよう。」
ブレアは大きなパンを食べようとしたその時!老人が現れた
「お願いです!半分でもいいからそのパンを分けてもらえませんか?」
ブレアは何が起こったのかわからないような表情で答えた
「いいですよ・・。では二等分で分けましょう。」
ブレアは大きなパンをちぎり、老人に与えた
「ングング・・。どうもありがとうございます。お礼にこれをさしあげましょう・・。」
ブレアは老人から金の玉を貰った。
「こんな高価な物、貰っていいんですか!?」
その言葉に老人はこう答えた
「あ、それはおじさんの金の玉だよ。有効に活用してくれ。」
老人の言葉に、ブレアは少し気が引けたようだ・・。
「金の玉か・・。売れないから一応装備しておこう・・。」
ブレアは困惑しながら、階段を登り次のフロアに向かっていった!
〜バトルバッグの中身〜
E金の玉×1
回復の薬×1
E聖なる灰×1
プラスパワー×1
なんでもなおし×1
次々と起こるハプニングと戦い!
バトルメイズの頂上を目指すブレアに、次なる恐怖が襲い掛かる!!