新章激闘編第四話 シャンティvs.リュミーネ@

 

リュミーネはついにランダムチューブの主、シャンティと戦うことになった。
この勝負に勝てば、激戦を制した勝利の証であるシンボルをゲットできるのだ!
「さぁ・・、茶番はさておき、そろそろ本題であるバトルをしようじゃないの・・。」
シャンティが威圧のオーラを放ちながらリュミーネに近づいてくる!
「何!?どうして前進してくるのよ!ならば私から行くわよ!
リュミーネが槍を手に取り、戦闘態勢に入る!
「へぇ、槍か・・。いいもの持ってるじゃないの。だが、私にはただの棒切れにしか見えないわ!!
シャンティはそう言うと、彼女の武器である木刀を取り出し、手に持った。
「相手は木刀ね・・。槍と木刀では槍のほうが上手ね!この勝負、貰ったわ!!
リュミーネが一気に空中に飛び上がり、シャンティを迎えうつ!
しかし、シャンティはリュミーネの動きについてきていた!
「あんまり飛び上がらないで。埃が舞うわ!!
シャンティはそう言いながら木刀でリュミーネの足を殴った!
「あうっ!!
リュミーネは足にダメージを受け、体勢を崩し地面に落下した!

シャンティは倒れたリュミーネの首を持ち上げ、こう言った
「ここまで来れたことはほめてあげるわ。だが、ここであなたの運の尽きだったようね・・。」
シャンティの言葉にリュミーネがこう答えた
「戦いに運は関係ありませんわ・・。大切なのは知略と策略よ!
リュミーネは一気にシャンティの下腹部を蹴り上げ、体勢を整えた!
「フフン・・。まだあなたの運が残っていたようね・・。だが、ここで終わりにしてもらうわ・・。」
シャンティは不敵な笑みを浮かべた・・。
「戦いの最中に笑っているヒマはないわよっ!!
リュミーネが一気にシャンティに突きを食らわせた!
しかし、シャンティは一瞬の怯みもなく、リュミーネの槍を受け流した!
「こんなもの、私には喰らわないよっ!!
シャンティが力を込めると、その槍ごとリュミーネを投げ飛ばした!
「きゃああっ!!
リュミーネが投げ飛ばされた後、シャンティが一気にリュミーネの足を木刀で殴った!
「きゃあっ!
シャンティはさらにリュミーネを痛めつける!
「どうしたの・・。さっきの威勢はどうしたの?さぁ、ギブアップするなら今のうちだよ・・。ギブアップしないのなら、あんたを殺す!!
シャンティの言葉にリュミーネが答えた
「まだまだよ・・。勝負はこれからですもの!!
リュミーネは両足の痛みを堪え、何とか立ち上がった。
「へぇ・・、まだ立てるんだ。今度は腕を潰すとするか・・。」
シャンティは木刀を構え、リュミーネに襲い掛かった!
「残念だが、あんたの動きは見切った!
リュミーネは一気にシャンティの木刀をかわし、シャンティの足を石突で突いた!
「ぐはあっ!!まだこれほどの体力があったとは・・。」
シャンティは足にダメージを受け、地面に倒れた!
「ここから反撃よ!私の力、見せてやるんだから!
リュミーネが反撃の体勢に入る!
「威勢いいじゃねえか・・。だったら私も本気を出そうじゃないか!
シャンティの体から、強い威圧のオーラを放った!
「何!?何なのこの凄まじいまでのオーラは!
リュミーネが凄まじいオーラを纏うシャンティを見て愕然となった!

しばらくして、威圧のオーラが消えた・・。
「これが私の本気の力よ・・。そうそうあんたなんかに負けてやる必要もないね・・。やってやるわ!あんたを殺すほどの力でね!!おらあっ、かかっといで!!
本気になったシャンティがリュミーネに襲い掛かってきた!!

「そうこなくっちゃね・・。この勝負、絶対勝ってやるわ!
リュミーネが本気を出したシャンティにこう言った
「小娘が・・何を言ってやがる!!戦いに情けは無用なんだよぉっ!!
シャンティが一気にリュミーネとの距離を詰めた!
「フン・・。遊びは、終わりよ!おらあっ!!
シャンティはリュミーネの鳩尾めがけ正拳突きを放った!!
「がはぁっ・・!!
リュミーネはシャンティの拳を喰らったが、歯を食いしばって耐えた。
「まだ立てるのか!これほどのダメージを負っていながら、立っていられるなんて!いいだろう、私をここまで本気にさせたこと、後悔させてやるわ・・。」
シャンティはリュミーネに渾身の一撃を放った!
しかし、リュミーネはその攻撃をかわし、一気にシャンティの後に回り込んだ!
「私、この戦いでは一切術は使いませんわ。使うのは、その槍だけですわ・・。」
リュミーネがそう言うと、石突でシャンティの背中を思い切り突いた!
「ぎゃあああっ!!
シャンティは背中に大きなダメージを受けた。
「くそっ・・、このままでは私が負けてしまう!こうなったら、私の奥の手を使うしかないわね!!これでも喰らえ、鎧割り!
シャンティは木刀を構え、一気にリュミーネに向かって走り出した!
「な・・、何で走ってくるのよっ!!
シャンティは凄まじい速さで一気にリュミーネを切り裂いた!
「きゃあっ!・・あれ、痛くないわ・・。」
リュミーネが安心そうにそういった瞬間!体を覆っていた甲冑が外れた!
「わ・・、私の鎧がいつの間に!!
リュミーネがそう言うと、シャンティが答えた・・。
「早すぎて何が起こったのかわからないのも無理は無い・・。私の木刀の秘技・鎧割りは、相手の防具を強制的に脱がせる技でね・・。鎧しか着ていない女には精神的な大ダメージを喰らうのよ・・。つまり、私が言うのもなんなんだが、全裸になるということなのよ・・。」
シャンティがそう言ったとき、リュミーネがそう言った
「ふう・・。危ない危ない・・。レオタード着てたおかげで全裸は免れた・・。」
リュミーネはほっと胸をなでおろし、戦いに復帰した!
「ほう・・。鎧をはがされたのにまだやるというのか・・。防御力が下がったあんたをぶちのめすにはちょうどいい・・。思う存分いたぶってやるよっ!
シャンティがそう言った瞬間、リュミーネがこう答えた
「私、鎧無しでも結構ガードは硬いのよ!さっさと始めるわよ!戦いの続きを!
そう言うと二人は戦いの場に戻っていった・・。

加熱するシャンティとリュミーネの激闘!
はたしてこの勝負に勝鬨を上げるのは誰だ!!

 

 

 

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