第七話 仲間とともに船旅へ・・

 

ヴィンは造船所の船大工に船を買えるように交渉してみた
「船かい、少し古いタイプで8万ゴールドでどうだ。船室、倉庫、厨房完備でどうだ!
その船大工の言葉にヴィンは、
「はい、買います。これだけの設備があれば旅もできそうだ!ここに8万ゴールドある。これで船を俺たちに譲ってくれないか。」
ヴィンがそう言うと船大工の人はこう言った
「お客さん、いいものを手に入れたな。万が一船がダメージを受けたときは、オレのところか造船所のある港町にいけば直してくれるぜ。では船は港に停めて置くぜ。じゃあ、大切に乗ってくれよな!
「わかったぜ。あとで船を取りに行くぜ。」

ヴィンたちは仲間探しのために酒場へと向かった。
「ちょっとすまない。俺と一緒にヴィクトリアス城から盗まれた二つの宝石を取り戻すために一緒に冒険してくれる仲間を探している!誰か一緒に俺と一緒に冒険してくれる人はいませんか?」
とヴィンが酒場にいる人に問いかけた。
すると、酒場に座っていたある女の人が、
「私が一緒に行きましょうか?あなたとともに宝石を取り戻しに行きましょう!
と言った。するとヴィンはこう言った
「ありがとう。一緒についてきてくれるんだな!そんで、君の名前は?」
「私はルーナといいます。回復や聖なる呪文が使えます。どうもよろしくお願いします。」
聖なる魔法使いのルーナが仲間になった!
「では、武器防具屋に行って装備を整えるとしよう!」
ヴィンたちは装備を整えるため、武器防具屋に向かった。

店主「いらっしゃいませ。」
ヴィンたちは自分たちにあった装備品を選んでいた。
「おっ、これは鋼の剣に鋼の鎧だ!オレはこの装備を買うぜ!
店主「あなたがお買い上げの商品は全部で3000ゴールドになります。」
「おっ、これは安いな。ほかの店に行くよりもこっちのほうが安いね。買うぜ。」
店主「ありがとうございました。」
ヴィンの装備の買い物は終わった。

ジョンは自分にあった装備品をあったらしい
「僕はこのシルバーフルーレとプレートメイルを買おう。」
店主「おっ、こいつは「ウェアバスター」という技が使える代物だぜ。つかうと獣系や獣人系の魔物に大きなダメージを与えることが出来るぜ。お会計は3250ゴールドになります。」
「これは安いね。シルバーフルーレは僕の故郷にもなかったからほしかったんだ。ありがとう。」
店主「ありがとうございました。」
ジョンの装備の買い物は終わった。

ルーナは自分にあった装備を探していたが、あまりいいものがなかったらしい。
「私にあった装備がないわね。じゃあこのレディソードとプレートメイルとビー玉リングを買うわ。」
店主「あなたがお買い上げの商品の代金は3650ゴールドになります。」
「じゃあ、これ頂戴ね。店主さん。」
店主「ありがとうございました。」
これで全員の装備の買い物が終わった。

買い物を済ませた後に次のお客さんが店に入ってきた。
しかしそのお客さんは・・・
なんと!店の商品を泥棒しようとしていた!
ヴィンたちは中に入りその泥棒を捕らえた!
店主「皆さん、こいつの相手は私に任せてください。」
そして店主の光る頭が泥棒を襲う!!
店主「まいど、おおきに。」
ドカッ!!
「うわああぁぁぁっ!!
泥棒は店主の頭突きによって遠くに吹き飛ばされた。
店主「泥棒は私が許しませんよ。だから良い子は真似しないでね。」
全員は店主の強さに圧倒した。
店主「泥棒を見つけてくれたお礼に、これを差し上げましょう。」
そういうとヴィンに武器と道具を手渡した。
「おおっ、これはレアアイテムの退魔刀と神秘の石だ!ほんとうにくれるのか?ありがとう!
店主「ありがとうございました。」
ヴィンたちは店を後にした。

港に着いたヴィンたちは早速船に乗り込む。
「よーし!船に乗って次の魔将軍がいる奇岩城に行くぞ!
ヴィンが舵を取ると船はゆっくりと動き出した。
ドルクポリスの港を出たそのとき!
海の中から巨大な竜が現れた。
「こいつはシーサーペントだ!こいつは海の主といわれている魔物よ。」
ルーナはシーサーペントの弱点を暴いた。
「そうか、こいつは雷が弱点か。ならばあたらしく覚えた雷の力でしびれさせてやる!
「しびれろ!サンダーボルト!
そう叫ぶと、ヴィンの手のひらから電気の球体が飛び出した!
その電気の球体はシーサーペントに命中した!
シーサーペントは口から水の球体を吐き出した!しかしヴィンは野球のように剣で水の球を撃った!
「とんだ!ポテンヒット!
水の球は猛スピードでシーサーペントの心臓を貫いた!
「グルォオオオオオオオ!!
シーサーペントは崩れるように倒れていった。
「よし!これで先に進めるぜ!よし、いざ出航!!
ヴィンが叫びながら舵を取り、一気に奇岩城へとすすむのであった・・・。

一方、奇岩城では、
「クックックッ・・・、ボルテイルを倒した骨のある奴が来たようだ。」
ベリアルの渦巻く野望が、ヴィンたちに襲い掛かろうとしていた。

ステータス
ヴィン 重兵士  HP 230  MP 200  LV 22
ジョン 魔法戦士 HP 190  MP 320  LV 21
ルーナ 聖術士  HP 160  MP 270  LV 20

世界の滅亡の日まで、あと18日
魔将軍ベリアルの待つ奇岩城へとヴィンたちは進む・・・・。

 

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