新章第四話 過去の世界へ・・・

 

近くの村に来たレイオスたちは、酒場で情報を手に入れることにした。

「マスター、この村の名前を教えてくれ。」
レイオスがそう言うと、酒場のマスターがこう言った
「この村はシュラスだが、それがどうしたんだい?
酒場のマスターの言葉にレイオスはこう言い返した。
「今の西暦はダイヤ暦740年だよな?
レイオスの言葉にマスターはそう言った
「今はルビー暦340年だ。」
マスターの言葉に仲間たちは驚愕した。

「ええっ!!俺たちまさか過去の世界にタイムスリップしちゃったわけか!?
現状突きつけられたレイオスたちは呆然としていた。
「空間の歪みにより俺たちは過去に飛ばされた。だがここで諦めたら終わりなんだ!みんなで元の世界に戻るための冒険をするんだ!
みんなが困惑する中ファルスが立ち上がった!!
「そうだな!俺たちはここで諦めちゃいけないんだ!そうと決まれば冒険の始まりだ!
レイオスたちはシュラスの村を後にした・・・。

しばらく歩いているとモンスターが現れた!
オーク2体とクイダオレー1体があらわれた!
「おっ、早速魔物が現れたな!俺の剛波弾でも喰らえ!
ボルガが敵に向けて剛力弾を発射し、オーク2体をやっつけた!
「喰らえ!ロックブレイカー!!
レイオスの剣技でクイダオレーに攻撃を仕掛けた!
クイダオレーはただ太鼓を鳴らしている・・・・・。すると太鼓の音色が衝撃波になりレイオスたちを襲う!!
「な、なんだこの衝撃は!耳がつぶれそうだ!
レイオスたちは耳をふさいだ。
ファルスは衝撃は攻撃をもろともせず、相手に突っ込んでいった。
「受けてみろ!閃光弾!
クイダオレーは一瞬にしてポンコツになった!

「ふぅ、過去の世界にも魔物が出るのか。」
レイオスはそう言った
「おっ、あんなところに洞窟があったぞ。何かがありそうだ!
ボルガが洞窟を見つけたので、レイオスたちは洞窟に入ることにした。

「何も無い洞窟だが、大きな神殿みたいなものがあるぞ。」
ファルスがそう言った
「おお、あのような神殿ははじめてみるぜ。入ろう!
レイオスはそう言うと神殿の中に入った。

神殿の中には大きな機械があった・・・・。
「うわぁ、何だこの機械は!?
レイオスは見たことも無い機械にびっくりしていた。
「これって大きな肉か?
ボルガが言った瞬間、全員が
「食べ物か!
と言ってボルガに突っ込みを入れた。
「早速機械の中を見てみようぜ!
レイオスたちが機械の中を見た。早速レイオスが訳の分からないボタンを押すと、いきなりマシンが動き始めた。
「うわぁ!!何が起こったんだ!
レイオスが機械の起動スイッチを押してしまった!!
「現在の西暦は、1600年です・・・・・。時空船メルファへようこそ。」
コクピットがしゃべりだした。
「へ?1600年って未来の世界じゃないか?というわけはこの船は未来からやってきたんだな?
レイオスがそう言うと、コクピットの電源を切った。
「これがあればタイムワープが出来そうだ。後はワープのためのエネルギー装置を探そう・・、といってもこの世界には高度な文明なんてものはないんだな・・・。」
ファルスがそういった瞬間、人の形のホログラムが現れた!

「私はこの船の乗組員だが、魔物に襲われた挙句にエネルギー装置を奪われてしまった。エネルギー装置を盗んだのはゲイザーという魔物だ。この船の内部にレーダーがある。それを使えば相手の居場所が分かる!そいつを倒せばワープが可能になる。この船を見つけたものよ、宜しく頼むぞ・・・。」
そう言うとホログラムは消えていった・・・・。

「よし、このレーダーを使ってゲイザーという魔物を追うぞ!
レイオスがレーダーを起動させ、魔物を追うことにした・・・・・。

 

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